事例276
2017/01/03
被害者:40代女性、熊本市北区在住
傷病内容:むち打ち(外傷性頚部症候群、腰椎捻挫)
事故態様:追突
《弁護士による解決① 後遺障害等級の獲得》
整形外科への通院治療中に弁護士にご相談され、そのままご依頼をいただいた事案です。
治療終了後、整形外科医から後遺障害診断書を取り付け、弁護士にて、自賠責保険に被害者請求の形で、後遺障害等級の認定申請をしました。
その結果、外傷性頚部症候群後の頚部痛などと腰椎捻挫後の腰痛などについて、それぞれ「局部に神経症状を残すもの」として14級9号の後遺障害等級認定を獲得しました(あわせて併合14級)。
この時点で、自賠責保険から、後遺障害分の自賠責保険金として75万円を先行回収しました。
当該金額は、通常は、「相手方の任意保険会社との示談において、示談金に含まれる」金額です。
《弁護士による解決② 保険会社との示談交渉》
認定された後遺障害等級併合14級を前提として、弁護士にて、ご本人様に代わり、相手方の任意保険会社と示談交渉しました。
交渉の結果、
・主婦としての休業損害(主婦休損):約90万円
・傷害慰謝料(入通院慰謝料):約110万円
・後遺障害逸失利益:約80万円
・後遺障害慰謝料:約110万円
など、合計約510万円の損害額認定を獲得しました。
保険会社の既払い金・自賠責保険から先行回収した75万円を除く新たな回収額は、約315万円です。
弁護士費用特約の適用により、ご本人様が弁護士費用を負担されることなく、解決ができました。