事例1196
交通事故後遺症★40代女性・熊本市内在住・追突事故・上肢の痺れや握力低下などの残存症状につき、後遺障害等級14級9号「局部に神経症状を残すもの」の認定を取得
被害者:40代女性、熊本市内在住
事故態様:追突事故
傷病名:外傷性頚部症候群ほか
《弁護士の活動~自賠責保険へ被害者請求→後遺障害等級14級9号の認定取得》
交通事故後の治療を経ても、
ご本人様に「上肢の痺れや握力低下などの症状」が残ってしまった、交通事故です。
ご依頼を受けた弁護士は、
自賠責保険に、被害者請求を行う形で、後遺障害等級の認定申請を行いました。
弁護士申請の結果、
上肢の痺れや握力低下などの残存症状について、
・後遺障害等級14級9号「局部に神経症状を残すもの」
が認定されました。
《本件における特殊事情》
本件では、相手方保険会社による治療費の支払が途中で打ち切られ、
また、
「過去に頚椎捻挫による症状について、後遺障害等級14級9号『局部に神経症状を残すもの』が認定されていた」など、
複雑な事情がありました。
結果的には、
頭痛や上肢の痺れの一部については、「過去の等級認定対象と同一部位の障害」として、「後遺障害には該当しない」とされましたが、
それ以外の上肢の痺れや握力低下などの残存症状については、「過去の等級認定対象とは異なる」として、「新たに」後遺障害等級14級9号の認定を受けることができました。