事例253
交通事故示談★熊本市西区・50代男性・むち打ち・後遺障害等級併合14級につき、約470万円強の損害額認定を得て示談解決
被害者:50代男性、熊本市西区在住
事故態様:トラックによる追突
傷病内容:頚椎捻挫、腰椎捻挫
《ご依頼の経緯》
整形外科などへの通院治療中から、弁護士にご相談され、そのままご依頼をいただいた事案です。
《弁護士による解決① 後遺障害等級の獲得》
後遺症が残りましたので、弁護士にて、後遺障害等級の認定申請を行いました。
医師から後遺障害診断書を取り付けましたが、単に、後遺障害診断書を提出するだけでなく、
・トラックに追突されたという事故態様
・画像所見
・頚椎部の可動域が制限されていること
・聴力にも影響が出ていること
・神経学的テスト(SLRテスト)の結果
などから、後遺障害等級が認定されるべきと考えられることについて、弁護士の意見を裏付け資料を付して主張しました。
その結果、
・頚椎捻挫後のしびれ
・腰椎捻挫後の腰痛
などについて、「局部に神経症状を残すもの」として14級9号(あわせて併合14級)の後遺障害等級認定を得ることができました。
《弁護士による解決② 保険会社との示談交渉》
認定獲得した後遺障害等級併合14級を前提に、弁護士がご依頼者様を代理して、相手方の任意保険会社と示談交渉をしました。
交渉の結果、
当方の請求額満額の
・休業損害:約45万円
・傷害慰謝料(入通院慰謝料):約115万円
・逸失利益:約70万円
・後遺障害慰謝料:約110万円
など、合計約470万円強の損害額の認定を勝ち取りました。
慰謝料などは裁判基準の満額です。
逸失利益の基礎収入は、当方に不利にならないよう、弁護士にて事故当時の収入から逆算するなどの工夫をしました。
既払い金を除いた、相手方の任意保険会社からの新たな回収額は、約330万円です。
弁護士費用特約がない事案でしたが、弁護士費用のご負担を考慮しても、十分にご依頼者様のお力になれたのではないかと考えております。