Case Study解決事例

解決事例

事例432

交通事故示談★福岡県・「頭蓋骨骨折・前頭葉脳挫傷・脳幹部微小出血など」で後遺障害等級3級3号の70代男性につき、4100万円強の損害額認定を得て示談解決

2017/12/22

  • 頭部・脳
  • 高次脳機能障害
  • 1~8級
被害者:70代男性
事故発生地:熊本県内
傷病名:頭蓋骨骨折、前頭葉脳挫傷、脳幹部微小出血など
後遺障害等級:3級3号「神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、終身労務に服することができないもの」
 
 
《事案の概要》
歩行中の交通事故により、頭蓋骨骨折・脳挫傷などの傷害を負われた方の事案です。
 
調子が良い時は、弁護士とも、日常の物事について、会話することが出来ましたが、具合が悪い時は自己抑制に問題があるように見受けられました。
医師からは、高次脳機能の著明な低下があり社会生活は極めて困難と判断されました。
 
 
《弁護士によるサポート① 後遺障害等級の獲得》
弁護士にて、複数回、病院に同行するなどした上で、各種知能検査の結果などを踏まえ、自賠責保険に後遺障害等級認定申請を行いました。
 
自賠責保険からは、
・後遺障害等級3級3号「神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、終身労務に服することができないもの」
の認定を獲得することが出来ました。
脳神経外科医の協力が得られた事案であり、医師の所見がかなりの力を発揮したものと考えております。
 
この時点で、自賠責保険から、後遺障害分の自賠責保険金2219万円を回収しました。
上記2219万円は、保険会社との示談では「最終の示談金に含まれることが通常」ですが、本件では先行して回収しております。
 
 
《弁護士によるサポート② 相手方保険会社との示談交渉~最終解決》
後遺障害等級3級3号を前提に、相手方の保険会社と示談交渉を行いました。
 
交渉では、
 
事故態様が悪質であることから、傷害慰謝料(入通院慰謝料)の「裁判基準からの増額」や介護の必要性を強く主張しました。
 
その結果、
・治療中の近親者看護料:205万円強
・傷害慰謝料(入通院慰謝料):265万円強(裁判基準の約1.3倍)
・後遺障害慰謝料:1990万円(裁判基準満額)
・将来介護料:1355万円強
をはじめ、合計約4100万円強の損害額認定を勝ち取りました。
 
相手方保険会社が既に支払った金額や自賠責保険から先行回収した2219万円を除いた、新たな回収額は1620万円弱となります。
 
 
《弁護士のコメント》
事故態様も悪質で、ご本人様の傷害内容も大変なものがありましたが、示談内容としては、ご本人様のお役に立てたものと思います。
最終面談時には、ご本人様とご家族様から、土地の名産品を頂きました。
ご本人様ご家族様に、ご満足頂けたものと、所員一同、たいへん嬉しく、励みに思いました。
 

前のページへ

交通事故被害は無料相談のご予約を!

相談料・着手料0円

弁護士による示談書無料診断も行っています!

  • 096-342-7707 平日9:00~19:00/土曜12:00~17:30096-342-7707 平日9:00~19:00/土曜12:00~17:30
  • メールでのお問い合わせ 24時間受付中!メールでのお問い合わせ 24時間受付中!

弁護士費用特約がある場合は
特約保険会社に相談料を請求させていただきます。

ページトップヘ