被害者：１０代学生、熊本県益城町在住
受傷内容：頚椎捻挫・腰椎捻挫（むち打ち）
治療状況：整形外科と整骨院を併用（保険会社が整骨院施術料を否認）
事故態様：Ｔ字路交差点の接触事故
当方の過失割合：１０％
 
 
《本件事案の特色》
ご本人様が保険会社の了解があると思い、整骨院で施術を受けていたところ、後日、保険会社が整骨院施術料を否認した事案です。
 
保険会社によっては、整骨院施術に対する医師の積極的な同意を要求するなど（積極的に同意する医師は、ほとんどいないと思われます。）、満たすことが困難な要件を設定し、実質的に整骨院施術を認めない会社が見受けられます。
本件の保険会社もそのような会社でした。
 
 
《弁護士による解決》
整形外科での治療が終了した後、弁護士にて、保険会社と示談交渉しました。
訴訟を踏まえた強い姿勢で交渉したところ、保険会社が、未払の整骨院施術料を含めた相応の金額を支払うこととなり、示談解決となりました。
 
具体的には、
・未払いの整骨院施術料も含めた治療費：約５５万円
・傷害慰謝料（通院慰謝料）：約８０万円
など、合計約１３５万円の損害額認定となりました。
 
当方の過失割合に対応する金額を過失相殺し、保険会社による既払額を控除した、新規回収額は約９０万円です。
 
 
《弁護士費用の負担なし》
弁護士費用特約のご利用により、ご本人様の弁護士費用負担なく、無事、解決ができました。